次のようなお悩みはありませんか?
予防ケアとは、むし歯や歯周病などのトラブルを予防し、お口の健康を長く維持するための取り組みです。
かつては「歯科医院は痛みが出てから行く場所」という考えが一般的でしたが、近年では、「定期的な予防ケアは、一本でも多く自分の歯を残すことに直結する」という認識が広まっています。
お口の健康を守るためには、ご自宅での「セルフケア」に加え、歯科医院での「プロによるケア」の継続が欠かせません。皆さんが生涯、ご自身の歯でおいしく食事を楽しめるよう、予防のサポートをいたします。
歯科先進国として知られるスウェーデンでは、幼少期からのブラッシングやデンタルフロスの使用、歯科医院での定期検診が生活の一部として定着しています。かつてはスウェーデンも多くのむし歯に悩まされていた時代がありましたが、国を挙げて予防プロジェクトを推進した結果、80歳の平均残存歯数は21.1本にまで向上するという大きな成果が得られました。
日本においても「8020(ハチマルニイマル)運動」などの啓発活動により、お口の健康への意識は変化しています。1993年には80歳の平均残存歯数の推定値は5.93本でしたが、2024年には19.1本にまで増加しており、61.4%が80歳で20本以上を達成しています。
清潔ですこやかなお口を保つことは、食事の楽しみを守るだけでなく、全身の健康や対人関係におけるエチケット、そして自信にもつながる大切な要素です。「悪くなってから治す」のではなく「健康な状態を維持する」ための予防ケアを今日から始めてみませんか。
天然歯の噛み心地は、どんなに精密な入れ歯などでも完全には再現できません。予防ケアのメリットは、ご自身の歯を一本でも多く残すことで、末永くお食事や会話を楽しめ、生活の質(QOL)の維持をめざせることにあります。
また、歯周病は糖尿病や心疾患、認知症などの全身疾患と深い関わりがあると言われており、お口を清潔に保つことは健康寿命を延ばすことにもつながります。
歯を失った後にインプラントなどの高度な治療を行う場合、高額な費用がかかるケースも少なくありません。健康な歯の維持は、生涯の医療費軽減にもなります。
さらに、プロの手による定期的なクリーニングは、セルフケアでは得られない爽快感と、健康な歯を生涯守るための安心感も得られるでしょう。
むし歯や歯周病を予防し、お口の健康を保つには「定期検診」が欠かせません。定期検診では以下の内容を行います。
定期検診でトラブルを早期に発見し、適切な治療やケアを継続することで、お口の健康を維持しやすくなります。
むし歯や歯周病は、一緒に暮らすご家族のお口の環境にも影響を及ぼすことがあります。そのため、ご家族全員で定期検診を受け、お子さんをはじめ、ご家族全員のお口の健康を守りましょう。
新しい歯ブラシと比較して、毛先の開いた歯ブラシでは歯垢(プラーク)を落とす力が低下します。効率よく汚れを除去するために、「毎月〇日は交換の日」と決めて、新しい歯ブラシに変える習慣をつけましょう。
唾液には、食後に酸性に傾いた口の中を中和し、歯の再石灰化を促してむし歯を予防する役割があります。よく噛むことで唾液の分泌が促され、むし歯になりにくいお口の環境が整えられます。食事の際は一口30回程度しっかり噛むことを意識しましょう。
小学生の間は、乳歯から永久歯への生えかわりの時期にあたり、歯の高さが不揃いで磨き残しが出やすい状態です。そのため、お子さん本人の歯磨きのあとに、ご家族が丁寧に仕上げ磨きをして、大切な歯を守ってあげましょう。